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2021.11.12

電通デジタルと電通の違いをわかりやすく解説!

今回は、電通デジタルと電通本体の違いについて、事業的な側面と、最新の採用傾向の側面からわかりやすく解説します。さらに、電通グループ内の最新求人についてもご案内しています。

電通デジタルとは

電通デジタルは、2016年に電通グループにおけるデジタルマーケティング専門会社として設立された会社です。

国内最大手の総合広告代理店グループであり、株式会社電通のデジタル事業に特化した会社として急成長しています。

2021年7月には、電通アイソバーを吸収合併し、2000人弱と社員も増えました。

電通アイソバーと合併し国内最大規模のデジタルマーケティング会社へ

また2022年1月には、電通グループの持株会社である株式会社電通グループがセプテーニ社を連結子会社化し、電通デジタルの親会社も電通100%から、セプテーニの資本が25%入る構図となり、デジタルの中核支援会社としての存在感は益々挙がってきています。
電通グループ、セプテーニグループとの資本業務提携の深化により、国内事業のデジタルマーケティング分野を強化(2021年10月リリース)

電通グループの全体像

ここで、電通デジタル及び電通が属する電通グループの全体像についても触れておきます。


引用:https://www.group.dentsu.com/jp/group/

上図のように電通グループは、国内外の130を超える企業から成り立っています。
本丸である電通に代表されるように、グループ各社の事業内容のほとんどが代理店事業です。

各社、対応エリアや得意領域が異なっています。

電通グループをまとめると、代理店の規模としては、日本ではもちろんダントツの一というのは御存知の通りで、世界で見ても5本の指に入ってくるネットワークとなっています。

電通デジタルへの転職

電通デジタルの事業内容

電通デジタルの事業領域は、全部で5つに分けられます。それぞれご紹介します。

1.デジタルトランスフォーメーション(DX)

まずは、近年、巷でもよく見聞きするようになったデジタルフォーメーション(DX)分野です。

電通デジタルが考えるデジタルトランスフォーメーションは、事業やマーケティング課題に起因する下記レイヤーを分類した上で行われるものです。

  • 戦略
  • 仕組み化
  • 組織定着化

各レイヤーにおいて、顧客・従業員・組織マネジメントそれぞれの人の動きに着目し、それらを変革する事で解決を図っています。

2.データテクノロジー

続いて、データテクノロジー分野です。
特にクライアントの事業的課題に対して、コンサルティングを行うとともに、データやテクノロジーを駆使した最適なソリューションを提供することがメインとなります。

対応範囲は提案に留まらず、クライアントが保有するデータやコンテンツの活用に向けたシステム基盤の設計・開発、さらには保守運用まで一貫した対応が可能です。

また、電通デジタルはSalesforce 、Adobe、Google など国内外の有名プラットフォーマーと提携しています。このコネクションを用いることで、他にはできない盤石な価値提供が実現します。

3.コマース

電通デジタルでは、ECをはじめデジタルコマースの分野も対応しています。

オウンドのECやプラットフォームECなど形式を問わず、デジタルコマース事業や関連システムの統合的なプランニング、実施に向けた戦略策定、各種ディレクション、制作、分析、改善を実行しています。

特に、最新のシステム/テクノロジー活用や、越境ECに関するプランニング・実施、さらにプラットフォームECにおいても広告との連携をワンストップで提供できているのは、他の代理店にはない特徴です。

具体的には下記の3つです。

  • デジタルコマース統合コンサルティング
  • 自社EC、ECプラットフォーム開発・運用
  • ECプラットフォームコンサルティング

4.クリエイティブ

電通デジタルは、広告の運用だけでなく、サイト、アプリ、ソーシャルメディア、LINE、メール、DM、店頭ツールなど様々な広告媒体の特性を最大限に活かしたクリエイティブの制作も担っています。

これまで行ってきた広告運用とクライアントの課題解決によって蓄積された膨大なデータと経験をもとに、マーケティング全体の改善を実現します。

5.メディア&コミュニケーション

最後は、メディア&コミュニケーションという分野です。

電通デジタルでは、検索連動型、ディスプレイ、ソーシャル、動画、ECなど、さまざまな形でデジタル広告のプランニングと運用を約1,000名体制で対応しています。

国内外のプラットフォーマーとのアライアンスを活用することで、先進技術用いたソリューションが実現しています。


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電通デジタルと電通の違い

それでは、電通デジタルと電通の違いを詳しくみていきましょう。
今回は、事業的な観点と採用傾向の観点からご紹介します。

事業領域と対象クライアントの違い

事業領域

まず一つに事業領域やクライアントの幅が異なることが挙げられます。

まず、電通デジタルは、先ほどご紹介したように5つの領域に特化しています。

  • デジタルトランスフォーメーション(DX)
  • データテクノロジー
  • コマース
  • クリエイティブ
  • メディア&コミュニケーション

それに対して電通は、際限なく柔軟に幅広い領域を担うことができます。
例えば、広告一つにしても、電通デジタルと同じくオンライン上での展開はさることながら、従来型の紙媒体等のオフライン広告も対応可能です。

対象となるクライアント

電通デジタルは、国内クライアントの支援が中心です。

対して、電通は、国内支援に加えて、電通インターナショナルとともにグローバルな支援も行っています。

会社規模

最後は、会社としての規模です。

電通デジタル 電通
従業員数 2,000人 6,907人
資本金 4.4億円 100億円

上図のように、両社を比較すると従業員数・資本金ともに電通が圧倒している状態となっています。

電通デジタルは、2021年に同じく電通グループの電通アイソバーと合併したこともあり、社員数は急激に増えています。

採用の傾向の違い

続いて、各社最新の採用傾向についてご紹介します。

採用数

まずは新規採用数です。

電通デジタルは、デジタルマーケティング支援ニーズの急増により、中途採用が盛んです。
毎月500人以上のエントリーがあり、そのうち入社は20〜30名程度が正社員登用となっています。

一方で電通は、HPにも記載されているように募集ポジションはありますが、実際の採用は数名程度です。特に広告系ポジションは社内に優秀な人材が豊富なので、新規採用はほとんどありません。対して、データテクノロジーや開発系人材など、社内にはあまりいない手薄なポジションを積極的に採用しています。ただし、かなり優秀でないと正社員としては採用されません。
キャリア採用情報|株式会社電通

採用フロー

選考フローに関しては、どちらも書類エントリーから面接2回〜3回程度です。

その上で、電通デジタルの採用の特徴としては下記の通りです。

  • 適性検査あり
  • スキル経験重視だが、20代ポテンシャル採用もある

対して電通は、下記のような特徴があります。

  • スキル経験が重視というより圧倒的な力が無いと受からない
  • それよりもコミュニケーション力がきちんとあるかがかなり面接で見極められる

※ちなみに、電通は「面接」のことを「面談」と表現するケースが多いです。


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電通グループの他企業概要と注目の求人案件

最後に、ウィンスリーにてご案内している電通グループの求人案件を一部ご紹介します。

株式会社電通デジタル

まずは、今回ご紹介した電通デジタルです。

同社のその他の求人は【求人一覧】電通デジタル

株式会社電通

総本山的な存在である株式会社電通です。

募集求人は下記になります。

同社のその他の求人は【求人一覧】電通

株式会社電通東日本

最後に、東日本エリアに特化した広告代理店である株式会社電通東日本です。

まとめ

今回は、電通デジタルと電通本体の違いと電通デジタルのについて、事業的な側面と、最新の採用傾向の側面からご紹介しました。

電通は、

  • 日本トップの広告代理店
  • 広告系ポジションは新規採用がほとんどない
  • 圧倒的な力が無いと採用されない

電通デジタルは、

  • 電通のデジタル特化版
  • 毎月20〜30名程度が正社員登用
  • スキル経験重視のポテンシャル採用あり

転職エージェントウィンスリーでは、今回ご紹介した電通と電通デジタルをはじめ、様々な企業に転職をご検討中の方のサポートを得意としています。

まずはお気軽にお問い合わせください。


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