デジタルマーケティング領域における業界最大手の電通デジタル。今後のさらなる成長を目指し組織改編を行うとともに、すべての領域でキャリア採用を強化しています。
本記事では、電通デジタルにおいてITコンサルティングおよびアナリティクス支援を担う「テクノロジートランスフォーメーション領域」の求人情報をご紹介します。
目次
2023年度に組織改編を行う電通デジタル
電通デジタルには、これまで「メディア&コミュニケーション領域」「トランスフォーメーション領域」「クリエイティブ領域」「全社直轄領域」という4つの事業領域がありましたが、2023年度からは「テクノロジートランスフォーメーション」領域が加わり、全5領域となりました。また、各領域内での部門の改編・新設も行われます。
今回は、2023年度に新設されるテクノロジートランスフォーメーション領域の概要とその求人情報をご紹介します。
テクノロジートランスフォーメーション領域とは
テクノロジートランスフォーメーション領域は、テクノロジーを活用し顧客起点DXを実現する領域です。
クライアントの事業成長・課題解決におけるファーストパートナーとなることをビジョンとして掲げており、ビジネスゴールを見据えた「提案力」、ビジネス要件をテクノロジーに落とし込む「翻訳力」、顧客の成功に寄り添う「支援力」を提供しています。
これまでは、トランスフォーメーション領域内の「テクノロジートランスフォーメーション部門」として存在していましたが、事業成長に伴いマネジメントを適正化するため1つの領域として独立し、第1部門と第2部門を創設しました。
第1部門・第2部門はもともと同じ部門であるため、それぞれの事業領域や最終的な目指す姿はそれほど変わりませんが、以下ではそれぞれの部門の概要をご紹介します。
TX第1部門について
TX第1部門は、テクノロジーの価値を最大限に発揮し、顧客起点DXを実現するためのプリセールス・構想策定・プランニング・導入&構築・定着支援等を行う部門です。
マーケティングコンサルティングとテクノロジーコンサルティングという2つのコンサルティングサービスを提供しています。
マーケティング領域で扱うテクノロジーの種類は日本随一であり、第1部門では特にMAやCRM、ECにおけるsalesforce系のソリューションを数多く扱っています。
テクノロジーの連携を重視しており、顧客接点とデータ基盤(CDP)を顧客視点で作り込み連携させている点も特徴です。
TX第1部門の募集求人
TX第1部門では、以下の3ポジションの採用に注力しています。
求人1:CRM/MA導入コンサルタント
CRM/MA導入コンサルタントは、MA/CRMソリューション領域におけるプランニング、導入支援、運用支援~定着化支援業務を担当するポジションです。
クライアント課題のヒアリングと課題設定、プロジェクトマネジメント、マーケティング施策全体の設計・管理-顧客体験設計・KPI策定及びモニタリングなどを行います。
必須要件
・デジタルマーケティング領域における施策のプランニング経験
・MA/CRMツールの導入支援に携わった経験 など
こんな方におすすめ
・IT/テクノロジーを⽤いてクライアント、パートナー社など協⼒してプロジェクトを進めたい方 など
求人2:Salesforceコンサルタント
Salesforceコンサルタントは、Salesforceソリューション群を活用したコンサルティング・プロジェクトマネジメント・PDCA支援等を担当するポジションです。
Salesforceプロダクト(CRM/MA等)の導入・運用プロジェクトのリードや、Salesforce活用のためのコンサルティングなどを行います。
必須要件
・Salesforce(SFA/CRM, MA等)の構築経験
こんな方におすすめ
・Salesforceソリューション群の活用おいてトップクラスの組織でより知見を深めたい方
・戦略だけではなく、実現可能性の高い提案を運用や定着までワンストップで支援したい方
求人3:フロントエンドエンジニア
フロントエンドエンジニアは、クライアントの自社メディアにおけるフロントエンドの顧客体験を、各種テクノロジーを駆使し高度化・最適化するポジションです。
KARTE、Braze、Salesforce Interaction Studio等のCX テクノロジーの導入/活用や、最適なテクノロジーの活用における業務フロー、運用フロー、データフローなどの各種設計などを行います。
必須要件
・JavaScript(モジュールバンドラ/タスクランナー等)を用いたフロントエンジニアリング
・マーケティングテクノロジー(接客・レコメンド・パーソナライズ等)の導入・運用
・GTM等のタグマネージャーを利用したイベント設計、scriptスコープ制御 のいずれかの経験
こんな方におすすめ
・大規模案件、大手クライアントに関わりたい制作会社/プロダクション出身者あるいはSIer/開発会社出身者 など
※このほか、該当職種を決めきれない方を対象としたオープンポジションもあります。
TX第2部門について
TX第2部門は、データ起点での顧客エンゲージメント向上を実現し、質の高いCXを提供するテクノロジー・プラットフォームの構築、導入、活用支援業務を担う部門です。
あらゆる顧客接点のデータを収集・体系化し、デジタルマーケティング施策に適用するためのプラットフォームを担っています。
アカウント対応や上流工程も担いますが、TX第1部門と比較すると実行フェーズに重きを置いており、施策実施やソリューション導入まですべての工程をカバーしています。
TX第2部門の募集求人
TX第2部門では以下2ポジションの採用に注力しています。
求人1:ITコンサルタント
ITコンサルタントは、オウンドメディア(Webサイト、EC等)におけるITシステム設計・構築・サポート、コンサルティング業務を担うポジションです。
デジタルマーケティングプラットフォーム導⼊コンサルティング・活⽤⽀援や、 オウンドメディア(WEB/ECサイト、アプリ)のプラットフォーム設計・開発などを行います。
必須要件
・WebサイトやWebシステム、スマホアプリなどに関する要件定義、設計業務のご経験
こんな方におすすめ
・IT/テクノロジーを⽤いてクライアント、パートナー社など協⼒してプロジェクトを進めたい方
・ITコンサルを⽬指しているエンジニア(PM/SE、プログラマー、サポートエンジニアなど)の方 など
求人2:データベースエンジニア
データベースエンジニアは、CDP/DMPソリューションの導⼊における要件定義、設計、構築/開発など各種業務を担うポジションです。
具体的には、デジタルマーケティングサービス基盤としてのカスタマーデータプラットフォーム(CDP/DMP)構築におけるアーキテクト、導⼊/活⽤⽀援や、CDP/DMPにおけるデータパイプラインや業務運⽤フローの設計・開発などを行います。
必須要件
下記のいずれかが求められます。
・SQL等のデータの操作に関する実務経験
・Google Cloud、AWSなどのクラウドサービスを⽤いたシステム導⼊における実務経験
・Google Cloud、AWSなどのデータパイプラインとワークフロー管理の実務経験
こんな方におすすめ
・Googleなどのクラウドベース開発やデータ系などの様々な最先端技術に触れたい方
・マルチスキルを獲得したいと考えているSIer出身者 など
※このほか、ITコンサルタントを目指す若手やキャリアチェンジ希望者を対象としたオープンポジションもあります。
テクノロジートランスフォーメーション領域の特長・魅力
テクノロジートランスフォーメーション領域では、単なる事業効率化やコスト削減のためのITではなく、事業変革・事業成長に貢献するというDXの本丸の仕事ができます。
様々なスキルを持つ多様な人材との協働や、新規の領域・テクノロジーへの挑戦を通じて大きく成長できる環境も整っています。
また、業務領域や組織をあえて完全には区分けしておらず、自領域の拡張や他領域との連携が推奨される文化がある点や、ワークライフバランスを重視した働きやすい環境整備に力を入れている点も魅力です。
電通デジタルへの転職ならウィンスリー
今回は電通デジタルのテクノロジートランスフォーメーション領域についてご紹介しました。
同領域をはじめ、電通デジタルへの転職をご検討の方は、ウィンスリーまでご相談ください。