DX時代に活躍できる職種の一つとして注目を集めている、「データサイエンティスト」。
実際にデータサイエンティストとして、新たな環境に転職しキャリアアップを実現したいと考えている方も多いのではないでしょうか?
ただ、データサイエンティストは人気の高い職種です。
決して簡単に転職できるようなポジションではありません。
今後、さらに競争率が高まることが予想されています。
そこでおすすめしたいのが「資格」の取得です。
データサイエンティストの業務に活かせる資格を取得することで、市場価値も高まり、転職のしやすさは格段に向上します。
本記事では、データサイエンティストとしての市場価値を高め、転職を有利にする資格について詳しく紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
目次
データサイエンティストとは?
データサイエンティストは「データの専門家」です。
ツールを使って収集したデータを分析し、分析したデータを元に、より効果的な施策や改善策を考え、提言し、売り上げの向上や業務の効率化などを図ります。
データの活用が必須になりつつある今の時代、そしてデータの活用が必須になるこれからの時代に欠かせない職業の一つです。
データサイエンティストの転職事情に関して、もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
データサイエンティストの転職は未経験でも可能?必要なスキルと求人情報も紹介!
データサイエンティストの市場価値を高める資格7選
データサイエンティストとしての市場価値を高める資格は、主にこの7つです。
- データサイエンティスト検定
- データ分析実務スキル検定(CBAS)
- 情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験
- G検定・E資格
- データベーススペシャリスト試験
- 統計検定
- 統計士・データ解析士
それぞれの資格について詳しく解説します。
資格1. データサイエンティスト検定
データサイエンティスト検定は、一般社団法人データサイエンティスト協会が主催する資格試験です。
2021年に開設されたばかりの検定で、データサイエンティストに必要な基礎的な内容を網羅しています。
一般社団法人データサイエンティスト協会の公式サイトに掲載されている情報によると、データサイエンティスト検定で出題される問題のレベルは、データサイエンティストとして独り立ちする前のアシスタントレベルだとされています。
データサイエンティストの入門編のような内容で、難易度もそこまで高くはありません。
そのため、これからデータサイエンティストを目指す初学者向けの試験だと言えるでしょう。
しかし、データサイエンティストとしての基礎的な知識を保有していることを、客観的に示す資格としては十分機能してくれます。
データサイエンティスト検定|一般社団法人データサイエンティスト協会
資格2. データ分析実務スキル検定(CBAS)
「データ分析実務スキル検定」は、株式会社データミックスがおこなっているデータサイエンスに特化したビジネスパーソン向けの資格試験です。
通称「CBAS」とも呼ばれるこちらの資格試験は、「データ分析における評価のシステムがほしい」という企業の声から生まれました。
デジタルテクノロジーが発展した今、ビジネスパーソンはあらゆるシーンでデータの分析スキルが求められます。
このデータ分析実務スキル検定は、現場で活用するために必要なデータサイエンスの基礎的な知識やスキルを認定するための試験として活用されています。
先ほどご紹介したデータサイエンティスト検定よりも、実務に必要な知識に傾いた内容となっています。
資格3. 情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験
データサイエンティストは、一般的なIT人材よりもより専門的な知識やスキルが求められる高度なデジタル人材です。
そのため、IT技術により詳しくなければいけません。
その知識やスキルをアピールするための資格として、「情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験」があります。
情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験は、情報処理推進機構がおこなっている数少ないIT系の国家試験です。
情報処理の基本から応用まで幅広い知識を所有していることをアピールできる国家資格は、転職時に他の候補者と差をつけられる大きな武器になり得ます。
資格4. G検定・E資格
データサイエンティストとしての専門性を高めるのであれば、機械学習や深層学習(ディープラーニング)の知識を身につけることも有効です。
この機械学習分野の知識を示せる資格として人気なのが、G検定とE資格です。
G検定は機械学習や深層学習への知識についてのもので、E資格はそれらを実装するためのスキルを示すエンジニア向けの資格です。
資格5. データベーススペシャリスト試験
データサイエンティストは、データの分析や活用のスペシャリストです。
取得したデータを蓄積するデータベースの取り扱いにも長けていなくてはいけません。
従って、データベースに関する知識も求められます。
それらの知識やスキルを証明できるのが、「データベーススペシャリスト試験」です。
データベーススペシャリスト試験は合格率が15%ほど。
非常に難易度は高いですが、保有していたらそれだけ客観的にアピールしやすい資格です。
資格6. 統計検定
データサイエンティストとして、データの分析をする上で持っておきたいのが、統計学の知識です。
その統計学に関する知識を証明するために有効なのが、一般財団法人統計質保証推進協会が主催する「統計検定」です。
統計学に関する知識を保有していれば、データサイエンティストとしての専門性をアピールできます。
ぜひ保有しておきたい資格だと言えるでしょう。
資格7. 統計士
先ほどの統計検定同様、統計に関する知識を証明するための資格として高く評価される傾向にあるのが「統計士」の資格です。
統計士の資格は一般財団法人実務教育研究所の講座を受講し修了することで付与されます。
文部科学省が認定している資格であり、説得力が高く、アピールしやすい資格となっています。
まとめ
今回は、データサイエンティストとしての市場価値を高める資格についてご紹介しました。
ご紹介したのは、下記の7つの資格です。
- データサイエンティスト検定
- データ分析実務スキル検定(CBAS)
- 情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験
- G検定・E資格
- データベーススペシャリスト試験
- 統計検定
- 統計士・データ解析士
これから市場競争が加速することが予想されるデジタル人材。
その代表格であるデータサイエンティストとして転職する場合、資格取得は他の候補者との差別化を実現するために非常に有効な手段となります。
データサイエンティストの転職はエージェント「ウィンスリー」がオススメ!
各社から渇望されているデータサイエンティストですが、転職には転職エージェントの活用がおすすめです。
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転職エージェントとは?
転職エージェントとは、転職サイトと同じ人材紹介サービスの一つです。
しかし、転職サイトよりも手厚いサポートが受けられるということもあって、最近は転職エージェントを利用して転職をおこなう方が増えてきています。
転職サイトは、求人情報の検索から応募、応募書類の準備、給与などの待遇面の交渉などを一人でおこなわなくてはいけません。
一方、転職エージェントは、あなたにあった仕事をリサーチして紹介してくれます。
また、面談などのスケジューリングや応募書類の作成のサポート、さらには待遇面の交渉もおこないます。
今回ご紹介した資格を転職にどのように活かすべきかも、アドバイスが可能です。
また、転職エージェントの方が転職サイトよりも保有している求人の数が多い傾向にあるので、運用広告コンサルタントの求人も見つかりやすいというメリットも。
似たような業界から転職する場合はもちろんですが、未経験の方にとってこれほど心強い味方はまずいませんので、ぜひ転職エージェントの利用を検討してみてください。
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