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2023.08.07

デジタル職に従事するビジネスパーソンのアフターコロナでのキャリア変化の実態は?「転職」に限定しないキャリア形成における選択肢が加速!

 

株式会社ウィンスリー(本社:東京都港区、代表取締役:黒瀬 雄一郎、以下ウィンスリー)は、デジタル分野で就業する方へ向けた「アフターコロナのキャリア調査アンケート」を実施いたしました。

コロナ禍が落ち着いてきた現在、コロナ禍前と現状でのキャリアへの意識の変化について調査いたしました。

コロナ禍も落ち着きつつある中、各社はデジタル系人材の採用をより強化しており、ウィンスリー社への企業からの採用問い合わせも昨年対比1.7倍となりました。

候補者からの問い合わせも増えていますが、コロナ禍前と比較し「働き方」や「副業」へのこだわりも高くなっており、キャリア意識の変化が出てきていると感じています。

引っ張りだこのデジタル分野で就業する人材のキャリア意識がどのように変化しているのかという実態を把握すべく、今回弊社候補者を対象に「アフターコロナのキャリア調査アンケート」意識調査(調査実施は2023年6月、有効回答者数177名)を実施いたしました。

■ 「リモートワーク」の活用は大きく進んだものの、完全リモートは一部企業のみ。完全出社への不満も

コロナ前後での働き方の変化において、全体の90%がリモートワークを活用した働き方になりました。
ただし、「完全リモート」は26.8%程度であり、実際は週2回〜3回程度の「一部リモート」が63.4%となりました。

リモートワークが大きく進んだものの、完全なリモートワークは一部の企業に限られていることがわかりました。

ウィンスリーと取引のある採用企業も、リモートを推奨してはいるものの「居住は通える範囲内で」という条件付きだったりしています。

また、働き方の満足調査では、「完全出社」の働き方の不満が大きく出ている意識調査も出ました。

このことから、「働き方」に関しては、デジタル職についている方の関心度が非常に高いことが伺えます。

 

■ 年収は、アフターコロナにおいて「増加した」という方が64.8%

デジタル職に従事する人材の価値が評価されていると言えるのではないでしょうか。

 

また「現在の年収は適正か?」との質問には、約半数の方が適正と回答しているものの、
全体の40%が「今よりも+100万〜299万が適正」と現年収との乖離を回答しており、転職等へのきっかけにつながっていきそうです。

■ 転職意向調査では、半数以上の方が転職を検討しているが、現職との比較によって検討

転職意向調査では、半数以上の方が転職を検討しているという調査結果が出ました。
ただし、「いい転職先があれば検討したい」が33.8%となっており、現職との比較を持って、転職を決めていくというやや慎重な傾向が見受けられました。

これは、現職には大きな不満はないものの、より良い条件やキャリアアップの機会を求めて転職を検討しているということが見受けられます。

■副業をしているのは、全体の20%程度。個人事業主化への意向も増える

副業に関する調査では、57.7%が「副業を許可されている」と回答。実際に副業しているのは全体の21.1%となりました。

 

また「会社をやめて個人事業主として独立したいか?」の質問に対しては、「良い案件があればやってみたい」が42.3%、「興味がある(既にやっている、準備を進めている)」が12.7%と全体の約60%弱の方が、個人事業主化に興味があると回答しています。

この回答はコロナ渦中の前回調査(デジタル職に従事するビジネスパーソンの「キャリア意識調査」レポート2020年12月)よりも若干高くなっており、会社勤めに頼らない新しい働き方を引き続き模索しているということがわかりました。

 

アフターコロナ禍により、働き方が大きく変化し、キャリアの意識も大きく変化してきています。

企業はその人材のインサイトをきちんとキャッチアップし、時代にあった施策をしていかなければ、企業からの流出は避けられない状況です。

変化の著しい環境で就業するデジタル人材の意識調査は、採用企業にとって今後の採用計画を検討するうえでヒントになると考えています。

■ ウィンスリー代表取締役の黒瀬雄一郎のコメント

前回のコロナ禍最中の調査から3年弱が経ち、コロナ禍終息段階でのキャリア意識調査を行い、働き方、キャリアへの意識がさらに大きく変化し、不可逆的な流れになっていると感じます。

採用企業様を見てみますと、その流れに柔軟に対応できている企業様とそうではない企業様の二極化が進み、それがそのまま採用力の強弱になっていると思います。

一方候補者も、各企業の情報には以前よりも数多くアプローチすることが可能となり、転職先の企業を見る目がかなり厳しくなってきていると思います。

この両者にあまねく情報を伝え、双方の満足度を上げていくエージェントとして業界の発展に貢献していきたいと思っています。

■ デジタル人材専門エージェント株式会社ウィンスリー

株式会社ウィンスリーは、2012年の創業以来、デジタル分野人材の中途支援を行っており、業界出身者を中心とした11名のヘッドハンターが在籍しています。

大手企業、優良企業を中心に、CDO、CIO、CMOなどのCxO人材から、DX推進人材、開発、データマーケ、デジタルマーケティング、デジタルクリエーティブなど、「デジタル分野」に関わる職種を支援しています。

本件に関するお問い合わせ

株式会社ウィンスリー
担当:山岸美咲
問い合わせ先:info@w3hr.jp