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2021.06.20

リクルートへ転職する前にチェックしたい【3つのポイント】面接難易度や気になる年収情報

WEB業界で転職を検討する場合、リクルートを候補とする方も多いのではないでしょうか。リクルートに転職する3つのおすすめポイントをチェックして、転職活動を成功させましょう。

リクルートとはどのような会社?

会社概要

リクルートはご存知の通り、人材サービスをはじめ様々な分野で事業を展開する企業です。

新聞社が発行する求人広告誌「リクルート」を出版する会社として1953年に創業され、その後、人材紹介、人材育成、広告・メディア、不動産、ホテル、旅行、エンターテインメントなど多岐にわたる事業を展開しています。

リクルートの環境変化

2020年の春、リクルートでは採用にも大きな影響を及ぼす二つの出来事がありました。

一つは大規模な組織再編です。
(株)リクルート傘下の子会社であったリクルート住まいカンパニー、リクルートマーケティングパートナーズ、リクルートライフスタイル、リクルートキャリア、リクルートジョブズ、リクルートコミュニケーションズ、リクルートテクノロジーズは2020年4月に(株)リクルートに統合しました。
参考情報:こちら

これに伴って人材の異動、各子会社で重複していたポジションの統合などが行われ、多くのポジションが一時採用凍結となりました。また今後の採用は(株)リクルートで一括して行うようになりました。

二つ目は新型コロナ感染症の影響です。
多くの企業同様、リクルートでも、飲食・旅行・人材・結婚の事業領域を中心に大打撃を受けています。コスト削減をしている中で、中途採用も昨年と比較すると大きく抑制されています。

企業風土や働き方

リクルートは独立志向が強く、主体的に動いて仕事を進めていく起業家精神に溢れた人が多い会社です。また会社の規模が大きいため、社内調整力も一定求められています。

高い目標を掲げて、その達成に向けて取り組んでいく社風ですので、仕事は非常にハードですが、19時以降の残業は申請が必要な部門も出てきているなど、ワークライフバランスの改善にも取り組んでいます。

【1】リクルートのおすすめポイントTOP3

1)スキルも人間性も。圧倒的な【成長材料】

リクルートは日本で最も規模が大きいWEBサービスをいくつも運営しています。

そして日本一採用にお金と時間をかけているため、優秀な人材が集まっています。

特に「将来起業したい」と熱い想いを持つ経験豊富な優秀な社員が切磋琢磨していますので、ご自身の急速な成長を実感できることでしょう。

またリクルートには新規事業提案制度があります。自分で仕事を取ることやゼロから仕事を作ることも推奨され、起業家を目指す人には最適な環境です。

2)20代でも【マネージメントの経験】ができる

リクルートには正社員だけでなく、契約社員や業務委託、提携会社の常駐などさまざまな人が働いています。

そのため、20代から数十名のディレクション・マネジメントを担う人も珍しくありません

3)転職マーケットで武器になる。【元リクルートの看板】

辞めた後にバリューがあるのがリクルートにいるメリットの1つと言えます。

リクルートでは20~30代で退職することは一般的で、「卒業」とポジティブに呼ばれています。

同時に、会社側も割増退職金制度などで、リクルート後のキャリアを後押ししてくれます。

転職市場においては「リクルート出身者を」とオーダーされることが非常に多く、リクルートに在籍していた実績があれば今後のキャリアにとってかなり有利と言えます。

リクルートで得た人脈を使って仕事が発生したり、一緒に起業したり、元リクルートの人材ネットワークというのも大きな資産と言えるでしょう。

【2】リクルートの年収や勤務環境について

年収相場について

リクルートの年収は550~900万が中心になります。1000万円を超えるケースもたまに見られます。

勤務環境について

株式会社リクルートに入社後、担当する事業(カンパニー)が決まっている場合は、各事業があるオフィスに配属となります。一方、現在はコロナの影響でリモートワークが推奨されています。

キャリアアップについて

リクルートには一人ひとりのやりたいことを実現させようという風土があります。

入社当初は、これまでで最も自信のある業務からスタートしますが、その後は、やりたいことを実現する後押しをしてくれる傾向が強いです。

上司との1on1では「どうなりたいのか?何がしたいのか?」を年齢/社歴に関係なく常に問われます。

対話を通じ、本当にやりたいことや足りないことを意識することができれば、仕事に一層ドライブがかかることでしょう。

【3】リクルートの【面接対策】で押さえたい3点

1)面接回数は?

リクルートの面接回数は基本的に3~4回程度です。現在はオンライン面接が行われていますが、対面で実施される可能性もあります。

2)面接難易度や面接準備について

リクルートの中途採用の難易度は新卒と同様、非常に難易度が高くなっています。単に募集要項の要件に当てはまっているだけでは絶対に受かりません。

入念な面接の準備をされることをおすすめします。

リクルートの求める人材像として「6つのスキルと4つのスタンス」というものがあります。

「6つのスキル」というものは多少トレーニングやテクニックで身につけることができますが、「4つのスタンス」は“当てはまる人物か、否か”という性質的なものなので、深堀されると取り繕えないものでもあります。

他の会社がすべて受かるような方でもリクルートだけは落ちてしまうケースもあります。

準備すべきことは、経験スキルの棚卸しと、いわゆる「自己分析」をしておくことです。

仕事やキャリアに対する価値観を過去から将来まで明確にしておくと良いでしょう。

その上で、上記の「4つのスタンス」に当てはまりそうなことを繋げておきましょう。

例えば面接では学生時代のことを聞かれることもあります。

「人生の岐路に対峙した時にどういう意思決定をしたか」など、その人の根底にある価値観を知ろうとしています。

学生時代を昔のこととせず、辿って来た道を思い返してみましょう。また会話は端的に整理して話をすることが求められます。

結論>理由>証拠といった流れでお話ができるように準備しておきましょう。

3)面接の雰囲気や気をつけること

面接官は穏やかな優しい人もいれば、プレッシャーをかけてくる人もいます。

共通して見ているのは「6つのスキル・4つのスタンス」+求める経験スキルです。

こちらが伝わるように意識していきましょう。

また、服装は自由で、面接官も私服です。

来社の場合、男性なら短パン/サンダルなどで無ければ問題ありませんが、やはり清潔感は求められます。

女性の場合も過度な露出や柄のデザイン、デニム/ジャージといったカジュアルな素材は避けるようにしましょう。

今はオンライン面接が多くなっていますが、気になる方は襟のあるトップス(Yシャツ・ポロシャツ)などで臨んでいただくこと、あとは髪をアップして明るくして、顔の表情が見えることに気をつけていただくとより良いでしょう。

リクルートに受かる人の特徴

リクルートの中途採用は、難易度が非常に高いです。採用試験を乗り切って、リクルートへの転職を決める方は、スキルや経験に富んだ実力者といえるでしょう。

そのためリクルートだけでなく大手代理店やコンサルティングファームも同時に受かる可能性も十分にあります。

実際にリクルートレベルを狙う方が、デジタルを軸にしたサービス企業への併願をされるケースも多くあります。

併願先の候補となりうるのは、主に下記の企業やポジションです。

  • 楽天
  • ヤフー
  • スマートニュース
  • LINE
  • SMS
  • SaaS系
  • 大手事業会社デジタルポジション

またリクルートをパスする方は、業界未経験でもビジネススキル・マインドが非常に高く評価されているため、コンサルティングファームや広告代理店など支援会社への転身も見受けられます。

  • 大手代理店(電通、博報堂、ADK)のデジタルマーケティングポジション
  • 大手コンサルティングファーム(アクセンチュア、デロイト、PwCなど)

ぜひご自身の可能性を狭めず、転職という良いタイミングでさまざまな企業や業界をウォッチすることをおすすめします。

リクルートへの転職を検討中の方へ

当社はデジタル分野に完全特化した転職支援を行っており、業界での実務経験のあるコンサルタントだからできる「論理的な転職サポート」を行っております。

個人では収集困難な情報をもとにしたアドバイス、面接への対策等も無料で行っておりますので、リクルートをはじめとする各社への転職をご検討中の方はお気軽にご相談ください。

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