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2026.09.23

【NRIセキュア】AI・先端技術のセキュリティガバナンス支援から読み解く、DX推進の新たな壁「攻めと守りの両立」と求められるハイクラス人材

■ ニュースの概要

2026年8月27日、野村総合研究所(NRI)グループのNRIセキュアテクノロジーズ株式会社は、AIをはじめとするエマージングテクノロジー(先端技術)の利活用に取り組む企業に対し、「セキュリティガバナンス構築支援サービス」の提供を開始したと発表しました。

本サービスは、生成AIやデジタルツイン、サイバネティック・アバターといった先端技術を企業が導入・研究するにあたり、「技術活用の推進(攻め)」と「リスク管理(守り)」を両立させるためのルール整備から技術的対策までを一貫して支援するものです。過度な利用制限によってイノベーションの機会を損なわないよう、組織に応じた「アジャイル・ガバナンス」の構築を掲げています。

 

■ 背景にある「AI活用・コンサルティング業界の潮流」と構造変化

今回のリリースは、企業のAI実装フェーズにおいて「ガバナンスとセキュリティ」が最大のボトルネックになりつつあるという業界構造の変化を示しています。

  • 「一律禁止」から「リスクコントロールを前提とした積極活用」へ
    ChatGPT等の生成AIが登場した当初、機密情報の漏洩懸念から「社内での利用を一律禁止」とする企業が散見されました。しかし、2026年7月に閣議決定された「統合イノベーション戦略2026」にも示される通り、現在では先端技術を活用しなければグローバルな競争力を維持できないという危機感が共有されています。「使わないリスク」の方が大きくなった今、利用を前提とした上での高度なリスク管理体制(ガバナンス)の構築が急務となっています。
  • 方針策定から技術実装までをつなぐ「アジャイル・ガバナンス」の標準化
    AI技術や法規制(各国のAI法案など)は凄まじいスピードで変化しています。一度作ったセキュリティポリシーを何年も運用する従来のウォーターフォール型の管理では対応できず、ルールの見直しと技術的対策(ログ監視・アクセス制御)をセットで継続的に改善する「アジャイル・ガバナンス」が、DX推進における新たなスタンダードとして定着しつつあります。

 

■ 転職市場への影響と、今求められるハイクラスポジション

このような「攻めと守りの両立」を実現するため、総合ファーム、シンクタンク、セキュリティベンダー等では、単なるインフラエンジニアの枠を超えた高度なセキュリティ&AIコンサルタントのニーズが爆発的に増加しています。

  • AIガバナンス・リスク管理コンサルタント
    企業のDX戦略を理解した上で、AI倫理、情報漏洩リスク、各国の法規制トレンドを踏まえた全社的なAI利用ガイドラインの策定や、リスクアセスメントを推進できるコンサルタント。
  • クラウド・AIセキュリティアーキテクト
    ポリシー(ルール)を描くだけでなく、LLM(大規模言語モデル)を利用する際のデータ保護やアクセス制御、ログ監視の仕組みを実際のクラウドインフラ上にセキュアに設計・実装できる技術系ハイクラス人材。
  • DX推進・チェンジマネジメント担当(事業会社側)
    法務・コンプライアンス部門と現場の事業部門のハブとなり、「安全に事業貢献できるAI活用プロセス」を社内に定着させる推進リーダー。

 

■ ウィンスリーからのキャリアアドバイス

AIやデジタルツインの実装が進むこれからの時代、「テクノロジーの恩恵」と「セキュリティの脅威」は常に表裏一体です。そのため、セキュリティの知見を活かして企業のビジネス変革(DX)そのものを支えるコンサルタントやアーキテクトの市場価値は、今後さらに高騰していくことが確実です。

事業会社での社内SE(セキュリティ・基盤担当)や、SIerでのセキュア構築経験、コンサルティングファームでのITガバナンス経験をお持ちの方は、AI時代を牽引する中核人材として飛躍できる絶好のタイミングです。セキュリティ×DX領域の最新求人動向については、ハイクラス転職に特化したウィンスリーへぜひご相談ください。