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2024.07.03

【2024年度最新版】電通デジタルの売上|競合企業から見える事業の強みとは?


デジタルマーケティング分野で、広告代理店やメディアとしての強固なポジションを確立している電通デジタル。

今回は、電通デジタルの最新の売上や競合企業との事業的な特徴比較などから、同社の強みと注目求人をご紹介します。

電通デジタルの売上状況

電通デジタルの売上状況は、第23期決算公告(2024年03月26日発表)によると下記の通りです。

電通デジタルの業績
売上高 556億9731万円
売上総利益 298億6491万円
営業利益 69億9159万円
当期純利益 47億1519万円
純資産 451億4948万円

引用:電通グループ IR
また、直近3年間の推移を見ても上昇傾向にあり、今後さらなる拡大が期待されています。

電通デジタルの競合となる企業

サイバーエージェント

事業

インターネット広告、メディアコンテンツの企画・制作・運営、ゲーム開発、インフルエンサーマーケティングなど、デジタル広告やコンテンツ関連事業が主力です。

また、グループ会社によるクリエイティブな企画やキャンペーンの提供も強みです。

2023年度の売上高は約7,202億円(連結)となりました。

電通デジタルとの違い

電通デジタルと同様にデジタルマーケティングに注力しており、ネット広告の支援は業界トップクラスです。ここは競合としてピッチにもよくぶつかります。

また広告領域以外のDX支援も、電通デジタルほどではありませんが、一部行っており競合になる部分も出てきています。

サイバーエージェントは、ゲーム開発やメディアコンテンツ制作などの事業を事業会社の側面もあるため、対クライアントに対しては、事業会社としての実例を元に提案ができる強みがあります。

 

アクセンチュアソング

事業

アクセンチュアソングは、アクセンチュアの中でも成長戦略をアジェンダとしたコンサルティングを行なっています。

クライアントの成長、つまり売り上げを上げていくための事業開発、サービス開発を戦略から実装までワンストップでできる強みがあります。アクセンチュアの他のチームが、旧来のコストカットやITシステム導入の効率化などを中心としたコンサルティングとは異なる部分です。

成長戦略でもデジタルを軸とした戦略立案を行っています。今の時代にデジタル要素なしの成長戦略はありえませんので、デジタルに強いメンバーが集まっています。

キーワードにすると、ビジネスのデジタル化、IT戦略の策定、デジタルトランスフォーメーション支援、クラウドソリューションの提供など幅広い支援を行っています。

電通デジタルとの違い

アクセンチュアソングも電通デジタルも採用路線を拡大し、互いにかなり意識し合っている様相です。

両者のポジショントークがあるものの、よく言われる違いは下記のような感じです。

アクセンチュアソングは、コンサルティング会社ですので、まず経営課題を解決していくことが主眼にあり、成長戦略を描きマーケティング支援を行っていきます。

電通デジタルは、広告代理店から派生した会社ですので、経営課題というよりマーケティング課題を主軸に支援して行っています。

具体的な、コミュニケーション戦略全般から、広告戦略、クリエイティブの戦略、支援までできるのが特徴です。

とはいえ、アクセンチュアもデザインスタジオのfjord(フィヨルド) 、WEB制作・コンサル会社のIMJ、さらに世界的なクリエイティブブティックのdroga5の買収など、クリエイティブ周りの強化もかなり進めていますし、電通デジタルもコンサル分野への人的投資を強めています。

かなりガチンコにぶつかる両者ではありますが、広告の買い付けだけは国内アクセンチュアは行なっておりませんのでここは大きな違いの一つでしょう。

 

デロイトトーマツコンサルティング

事業

デロイトトーマツグループのコンサルティング部門で、経営戦略コンサルティング、業務プロセス最適化、デジタルトランスフォーメーション、データ分析など、企業の成長戦略とデジタル化を支援しています。

電通デジタルとの違い

ビッグ4のデロイトも幅広いコンサルティングを行っており、デロイトデジタルという組織ができあがったように、デジタル分野へのソリューションを強めています。

とはいえ、アクセンチュアとは異なり、まだまだ経営コンサルやITコンサル周りの様相が強くなっており、マーケティングシステム構築分野では電通デジタルとぶつかるものはあるものの、あまり競合的な関係では現在ではありません。

電通デジタルが得意な広告プロモーションやクリエイティブ領域の支援はあまり大きく行なっていない印象です。

 

セプテーニ(電通グループ)

事業

セプテーニは、電通グループのデジタルマーケティング子会社で、デジタル広告の企画・運用やWebマーケティングの提供が主力です。データ解析やパフォーマンスマーケティングを強みとし、顧客の成果最大化に貢献しています。

2023年度の売上高は約342億円(連結)でした。

電通デジタルとの違い

セプテーニは電通デジタルと同じく、デジタルマーケティング、特にネデジタル広告やWebマーケティングに特化しています。

グローバルに事業展開する電通デジタルに対して、セプテーニは国内市場に焦点を当てていることが特徴です。

 

トランスコスモス

事業

トランスコスモスは、IT関連のBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービスを提供する企業です。

コールセンターやカスタマーサポート、eコマースの運営など、幅広いアウトソーシング事業を展開しています。

2023年度の売上高は約3,738億円(連結)でした。

電通デジタルとの違い

トランスコスモスはクライアントに人員を派遣した上で稼働するアウトソーシング事業、特にコールセンターの支援に母体を大きくし、いまはあらゆるIT課題を解決する大企業となっています。

そのトランス・コスモスのWEBマーケティングチームは、電通デジタルとの競合関係にある分野です。

大型クライアントのピッチには必ず登場する両者です、つまり違いというより、狙うドメインは同じ競合関係となります。

電通デジタルへの転職

電通デジタルの強みとは

グループ会社との連携力

電通デジタルは、電通グループとの強固な連携力が特長です。

グループ内の他企業とシナジーを生かし、広告代理店やメディアとしての強みを活かしたデジタルマーケティングを提供しています。

デジタル分野で培った専門知識とグローバルネットワークを活用し、顧客のニーズに合った戦略の立案から実施まで一貫してサポートします。

膨大なデータ保有

電通デジタルには電通グループの事業実績を含めた膨大なデータがあります。

これらのデータを分析し、顧客の消費行動データやインターネット上のデジタルトレンド、ソーシャルメディアの情報などに変換し、活用が可能です。

これにより、顧客の行動パターンやニーズを的確に把握し、データドリブンなマーケティング戦略の立案を実現します。

守備範囲の広さ(関連ツールの開発も担うなど)

電通デジタルは、デジタルマーケティングの守備範囲が広いことが強みです。

広告クリエイティブから広告運用、Webサイトの開発や運営、SEO対策、ソーシャルメディアマーケティングなど、多岐にわたるサービスを提供しています。

また、自社で関連ツールの開発を担うことで、顧客のニーズに合わせたカスタマイズや最新技術の導入が可能となっています。

電通デジタルのこれらの強みは、デジタルマーケティングの分野で顧客のビジネスを効果的に支援し、成果を最大化するために活用されています。

グループ内のリソースとデータ活用により、クライアント企業の競争力向上に寄与しています。

電通デジタルの募集求人

【コマース】Amazon ECコンサルタント(リーダー候補)

【DA】生成AI/プロジェクトマネージャー

【BXC】クリエイティブディレクター(デジタル系/マスデジ統合系)

【ST】データサイエンティスト【デジタル広告領域】

【PM】運用型広告コンサルタント(リーダー候補)

>>電通デジタルの募集求人一覧<<

電通デジタルへの転職ならウィンスリー

今回は電通デジタルのクリエイティブ領域についてご紹介しました。

ウィンスリーでは、電通デジタルはじめデジタルマーケティング会社への転職をご検討の方の支援をしております。

各ポジションの詳細や転職に関するサポートをご希望の方はウィンスリーまでお気軽にご相談ください。

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