大手金融機関のテクノロジーパートナーを出発点に、近年では非金融領域も含めた多くの顧客企業にシステム開発や戦略/DXコンサルティングサービスを提供しているシンプレクス。
完全実力主義の明確な評価制度を設けており、短期間でのキャリアアップを見込める企業として中途採用市場でも注目されています。今回は、シンプレクスの特徴や求人情報などを解説します。
目次
業績好調なシンプレクスグループ
業績好調の人気企業
今回ご紹介するシンプレクスに加えてシンプレクス・ホールディングス、クロスピアコンサルティング、ディープパーセプトで構成されるシンプレクスグループは設立以来、好調に業績を伸ばし続けています。直近(過去4年)の業績推移は以下の通りです。
年度 | 売上収益(百万円) | 税引前利益(百万円) |
---|---|---|
2023年3月期 | 34,946 | 7,298 |
2022年3月期 | 30,579 | 6,191 |
2021年3月期 | 27,532 | 4,324 |
2020年3月期 | 25,508 | 743 |
これは、原価の大半を占めるエンジニアやコンサルタントの質が高く、優秀な人材の生産性を持続的に向上させる仕組みがあるためであることが想定されます。
高い競争力の中で明確なキャリアアップを実現
従来より金融機関向けのシステム開発などに強みを持つシンプレクスグループですが、近年は金融サービス開発で培ったWeb3/クラウド技術などのノウハウを基に、金融機関のみならず多くの業界に向けた戦略/DXコンサルティングも実施しており、高い競争力を持っています。
実際に、2024年3月期(第1四半期)における戦略/DXコンサルティング領域の売上収益は、前年同期比で102.1%増の8億900万円と急成長しています。
こうした高い競争力を持つ環境で短期間での成長が見込め、明確なキャリアアップを実現できます。
評価制度が明確
シンプレクスグループは成果主義的傾向が強く、評価制度が明確な点も特徴です。
直近(2023年3月期)の平均年収は956.5万円※と、SIerやコンサルティング業界の中でも高い水準であり、成果が報酬に直結することで働きがいを感じやすい環境があります。
※連結会社。シンプレクス株式会社単体の平均年収は936.1万円
シンプレクスグループの企業概要
企業概要
設立 | 1997年 |
拠点 | ・東京都港区(本社) |
従業員数 | 1,346名(2023年4月1日時点、連結) |
事業領域 | ・戦略/DXコンサルティング ・システムインテグレーション(システムコンサルティング、システム開発) ・運用サービス(運用保守、共同利用型サービス) |
売上規模 | 349億4,600万円(FY2023) |
シンプレクスグループの事業内容
戦略/DXコンサルティング
AI・UI/UX、IoT、クラウド、Web3など、最先端のテクノロジーを土台とした戦略/DXコンサルティングを実施。経営戦略や事業戦略策定、組織変革等を通じたDXの推進を支援しています。
創設3年目のコンサルティングファームであるXspear Consulting(クロスピア)が順調に売上を伸ばしており、非金融業界の案件も着実に増えている点も特徴です。
システムコンサルティング
シンプレクスグループの主要事業であり、経営の視点に立ったITソリューション提供、システムコンサルティングなどを推進しています。
強いリーダシップのもと、システムの全量を洗い出した上での全体設計を提案しています。
システム開発・運用保守
自ら要件定義した上で、安定性の高いITソリューションを短期間で開発しています。
システム開発後にはほとんどすべてのシステムの著作権をグループ内に保有し、再利用可能な形で蓄積している点が特徴です。
運用保守においては、24時間365日体制で運用を監視しトラブル時の迅速な対応を実現しています。
シンプレクスグループの特徴や組織風土
コンサルから開発、保守運用まで一気通貫したサービス展開
戦略や設計などの上流のコンサルティング、システム構築・開発、システム導入後の保守運用まで一気通貫かつ自社完結型のサービスを提供しています。
システム導入後に顧客ニーズを汲み取ることで次のコンサルティングに活かし、顧客企業と継続的かつ安定的な関係を築くことで収益の安定化を図れる強みがあります。
下請けへの丸投げはしない
国内のIT業界では多重下請けが一般的なビジネスモデルとなっており、下請け企業の業務負荷増大や不透明な責任所在などさまざまな問題が指摘されています。
一方で、シンプレクスグループは顧客企業と直接取引するプライム受注を徹底し、下請けに丸投げしないビジネスモデルを確立。
ノウハウを自社に蓄積し、再利用することで開発・テスト工数を削減し、下請けに頼らず高い利益率を実現しています。
完全実力主義の報酬制度
年俸制を採用しており、年功序列のない完全な実力主義の報酬制度である点も特徴です。
成果を出した分だけ報酬に反映され、標準的な成長で大卒30歳/8年目時点において年俸1,000万円、トップスピード成長で年俸2,000万円にも到達可能な給与テーブルとなっています。
タイトル(役職)ごとの給与レンジは以下の通りです。
タイトル(役職) | 給与レンジ |
---|---|
エグゼクティブプリンシパル | 2,000万円~ |
プリンシパル | 1,500万円~ |
アソシエイトプリンシパル | 1,100万円~ |
リード | 800万円~ |
スタッフ | 500万円~ ※2025年4月からは600万円からスタート |
シンプレクスの注目求人
エンタープライズソリューションセールス
今回シンプレクスが募集しているエンタープライズソリューションセールスは、主に金融事業会社に対してダイレクトセールスを行うポジションです。
新たな事業を創出すべく、市場調査から新規クライアントの獲得までを一貫して行うことになります。
また場合によっては、金融事業会社以外に向けたソリューションに対しても担当することがあります。
その為、業界にとらわれない様々な分野における新しい知見・ノウハウも重要です。
必須経験
・IT業界でのエンタープライズ向けセールス経験
・チームでのセールス経験
※金融業界での経験や、金融に関する知識は不問です
本ポジションの詳細は下記よりご覧ください。
>>【求人】エンタープライズソリューションセールス
エクスペリエンスデザイナー(UXコンサルタント)
エクスペリエンスデザイナー(UXコンサルタント)は、クライアントが展開する製品やサービスのユーザーエクスペリエンス(デザイン、使いやすさ、効率性、快適さ、顧客満足度など)の向上を支援するポジションです。
一方で、シンプレクスが提供しているUXデザインは、表面的な見た目やUIの変更をゴールとはしておらず、クライアントのビジネスの本質を理解し、実際にユーザーの行動変容していくところまでを支援する一気通貫での対応が特徴的です。
また、シンプレクスでは自社でSaaSの企画・開発・運用も実施しており、クライアントに提案・実行する前に、グロースハックやUX企画などを実践しながらインプットできる点も魅力です。
求められる経験
事業会社の企画系部門/デザインファーム、Web系企業/コンサルティングファーム/SIer等で下記の経験がある方が推奨されます。
・市場/他社動向調査
・UXリサーチ
・UI/UXデザイン
・UIデザイン
・サービスデザイン
・グロースハックの業務経験
求められる素質
・物事を順序立てて構築できる論理的思考力
・ユーザーや顧客視点での思考力
・論理的かつ建設的なコミュニケーション能力
・ステークホルダーの意見を取りまとめるファシリテーション能力
本ポジションの詳細は下記よりご覧ください。
>>【求人】エクスペリエンスデザイナー(UXコンサルタント)
プロジェクトマネージャー
プロジェクトマネージャー(PM)は、シンプレクスが抱える小中規模(数千万〜1億円ほど)のプロジェクトを管理し中核を担うポジションです。
シンプレクスのPMは、下記の役割が求められます。
・クライアントの課題解決にコミットすることを目的にチームを牽引する
・事業の目的、スコープ、スケジュール、コストを遵守しプロジェクトを完遂する
・クライアントからの信頼を獲得し、関係構築や追加提案を実現する
・同プロジェクトに携わるメンバーを育成する
なお、現在募集している本ポジションは、エントリーレベルの方も対象としています。
プロジェクトマネージャーとして入社した後、すぐに一人で案件を担当するのではなく、上司の支援を受けながら、まずは担当領域の業務知識をつけたり、シンプレクスのPJ運営スタイルに慣れたりというフェーズが設けられています。
必須経験
・プロジェクトマネージャーやチームリーダーとしての経験(1年以上)
本ポジションの詳細は下記よりご覧ください。
>>【求人】プロジェクトマネージャー
その他、シンプレクスの求人はこちら
>>求人一覧|シンプレクス・ホールディングス株式会社
シンプレクスと合わせて転職検討できる企業
アクセンチュア
アクセンチュアは戦略コンサルティングからITサービス開発、BPO、マーケティングなど幅広い分野で多様な業界にソリューションを提供する世界有数の総合コンサルティングファームです。
世界50か国、200都市以上に拠点を持つグローバルなネットワークを活かしたサポートや優良な顧客基盤などの強みがあります。
シンプレクスが金融を起点としたシステム構築や、金融サービス開発のノウハウにコンサルティングの知見を掛け合わせたサービスを提供する一方、アクセンチュアは金融やITに限定せず幅広い業界へサービスを提供しています。
アクセンチュアの求人やコラムはこちらをご覧ください
アクセンチュア|注目企業
デロイトトーマツ
デロイトトーマツは、世界最大級の会計法人であるデロイトの主要グループ企業であり、国内有数の経営コンサルティングファームです。
会計系ファームを出自としていますが、会計関連のコンサルティングのみならず、経営戦略からM&A、組織改革などの幅広いコンサルティングを、提言、戦略立案から実行まで一気通貫で行っています。
サービスを提供する業界も製造業、金融、官公庁、ライフサイエンス&ヘルスケア、通信など多岐にわたります。
アクセンチュアと同様、全世界にまたがるグローバルネットワークを活かせる点や、ほぼすべての業界や領域で幅広いコンサルティングサービスを提供している点が特徴です。
クニエ
クニエはNTTデータを親会社とする総合コンサルティングファームです。自動車やハイテク産業など製造業のビジネス基盤変革を中心に、消費財、小売・流通、通信、公共など幅広い業界にサービスを提供しています。
システム開発案件はNTTデータが担っており、コンサルティングサービスに特化している点が特長です。この点は、コンサルティングからシステム開発まで一気通貫で行うシンプレクスとの違いでもあります。
シンプレクスへの転職ならウィンスリー
今回はシンプレクスの魅力や特徴についてご紹介しました。
ウィンスリーでは、シンプレクスはじめ非公開求人のご案内、面接対策や職務経歴書の添削など幅広いサポートを実施しております。
ご相談は無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。