アクセンチュアソングのDroga5とは？特徴と注目求人を紹介

グローバルなコンサルティングファームとして確固たる地位を築いているアクセンチュア。

世界的クリエイティブエージェンシーのDroga5を傘下に収めるなど、クリエイティブ領域へも事業を大きく拡大しています。

本記事では、BtoCのプロジェクトやクリエイティブを担っているアクセンチュアソングおよびDroga5の概要や特長、募集している求人情報をご紹介します。

アクセンチュアソングの概要

アクセンチュアには、5つの部門があります。

• ビジネスコンサルティング
• ソング
• テクノロジーコンサルティング
• オペレーションズコンサルティング
• インダストリーX

中でも、ソングは2022年に、同社の「インタラクティブ」から改称して誕生し、より優れたサービス提供とビジネスの成長を支援する体制を拡充しつつあります。

最先端のマーケティング、テクノロジー、クリエイティブなどの多様なスキルを持つトップタレントがワンチームとなり、クライアントのビジネス変革と成長に貢献しています。

BtoC向けの案件はソングが一手に引き受けており、コカ・コーラ公式アプリ「Coke ON」の実証実験やサービス運営、au公式アプリ「My au」の刷新および次世代店舗立ち上げなど、生活者に寄り添ったサービス提供を支援しています。

ソングの傘下「Droga5」とは？

Droga5は、2006年に創設されたニューヨーク発の世界的なクリエイティブエージェンシーです。この10年で最も優れたクリエイティブ・エージェンシーとしてAdweek誌「Agency of the Decade」へ選出されたほか、「カンヌライオンズ」など世界的な広告関連の賞を数多く受賞しています。

2019年にアクセンチュア・インタラクティブ（現ソング）の傘下となり、2021年にはニューヨーク、ロンドンに次ぐDroga5の３つ目の拠点として東京にオフィス（Droga5 Tokyo）を設立しました。

Droga5 Tokyoではクリエイティブ業界における著名なメンバーがジョインしており、マーケティング、ストラテジー、デザイン、インプリメンテーションという4つの領域でクライアントの課題に応じたソリューションを提供しています。

Droga5のケイパビリティは下記の通りです。

参照：Droga5.jp

また、アクセンチュアソングはDroga5のほかにも、マーケティング会社のIMJやデザインスタジオのFjordを吸収合併するなど、マーケティングやクリエイティブ領域において積極的な事業展開を行っています。

Droga5の特長・魅力

多様なメンバーと関わることができ、視野が広がる

アクセンチュア自体が外資系企業ですが、Droga5はその中でも特に外資系のカルチャーが強く、多様なバックグラウンドを持つメンバーが多く在籍しています。

また、広告代理店に比べコンサルタントをはじめとする多彩な分野のプロフェッショナルと協業できる機会も多く、視野を広げやすい環境が整っています。

クライアントの上位のレイヤーと対峙できる

広告代理店ではクライアントのマーケティング部署と対峙する傾向がありますが、Droga5では対峙するクライアントの役職が高く、有名企業のCXOクラスと直接やり取りすることも少なくありません。

そのため、より俯瞰した視点からビジネスの根幹に関わる施策を構想・実行できます。

パーパスに基づいた一貫的なブランド体験を設計できる

アクセンチュアソング全体の知見を動員することで、単にプロダクトやサービスをクリエイティブにより訴求するだけでなく、企業のブランドのパーパスや存在意義、本質的課題を踏まえたうえでのクリエイティブに取り組めます。

こうした視点に基づいてクリエイティブを行うことで、ブランドの長期的な価値向上に寄与できる点も魅力です。

言語化能力、アウトプット力に優れた人材

近年、クリエイティブやデザインによって企業経営にインパクトを与えるというニーズが増えています。

中期経営計画などに記載されている緻密なロジックは重要であるものの、それだけでは社内外にその意図するところが浸透しにくいためです。

企業が目指すべき姿、経営改革のための課題などのポイントを抽出し、クリエイティブによって直観的に理解できるようなアウトプット力がDroga5の人材には求められます。

加えて、ブランドのビジョンやパーパスを言語化する能力も不可欠です。

新しい視点やアイデアを生み出せる人材

Droga5は日本ブランドの本質的価値を高め、世界へ発信していく役割を担っています。

また、単なるセールスプロモーションではなく、ブランドのパーパス起点で人々の生活や社会にインパクトを与える本質的メッセージを届けることも課題です。

こうしたミッションを達成するために、従来型のクリエイティブや既存のアイデアとは一線を画す新たな視点やアイデアを提供し、具現化する力が求められます。

Droga5の募集求人

アクセンチュアソングのDroga5では現在、以下の職種を募集しています。

求人1：アカウントマネージャー/アカウントスーパーバイザー

アカウントスーパーバイザーは、エージェンシー内の様々な部署、およびDroga5と外部パートナーとを日常的につなぐハブとしての役割を担い、広範囲にわたるプロセスをリード、実行するポジションです。

アカウントマネージャーは、小中規模のプロジェクトの開始から完了までを一貫してリードするポジションであり、スケジュール、予算、人材、リーガル承認の管理やクライアントとの関係構築、メンバーのスキルアップなどにも取り組みます。

両者とも類似の職種ですが、アカウントスーパーバイザーがより上位の職種となります。

必須要件

・広告代理店での業務経験、または広告代理店と仕事をした経験
・最低2年のクライアントマネジメント経験または類似の経験（アカウントスーパーバイザーは最低5年）
・Google Slide、Keynote、Microsoft各種ソフトなどの高度な知識　など

求める人物像

時間や組織の高い管理能力があり、十分な顧客サービス志向や土壇場での変更にも対応する柔軟性、筆記及び口頭での高いコミュニケーションスキルを持つ人材
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求人2：シニア・ブランドストラテジスト/コミュニケーション・ストラテジーディレクター

シニア・ブランドストラテジストは、プロジェクトやキャンペーンに関するブリーフに対してビジネス機会を見出し、アイディアを提案するポジションです。

統合的マーケティングコミュニケーションにおける戦略やクリエイティブの推進、新規ビジネス提案における立案などを行います。

コミュニケーション・ストラテジーディレクターは、シニア・ブランドストラテジストとコラボレーションし、コミュニケーションプランの中身を製作するポジションです。

コミュニケーション戦略をもとにクリエイティブチームとともにアイデアを具体化します。

必須要件

・4年以上のブランド戦略、またはクリエイティブエージェンシーでのプランニング経験、または類似の経験（シニア・ブランドストラテジスト）

・戦略またはコミュニケーション戦略経験5年以上、またはそれに準ずる経験（コミュニケーション・ストラテジーディレクター）

求める人物像

・高いコミュニケーション・プレゼンテーションスキルを持ち、戦略的思考と創造力を働かせることができる人材

>>求人詳細はこちら

アクセンチュアソングの採用についてウィンスリーより

広告代理店の方も数多く活躍しているアクセンチュアソング。

大手代理店とのガチンコ競合になっている様相はありますが、コンサルファームらしくビジネス変革の大上流から支援しており、マーケ＆プロモーション文脈の強い代理店とはやや強みが異なっています。

アクセンチュアの戦略コンサルタントの一部もソングにジョインをし、さらに優秀な仲間を求めています。

テクノロジーに裏打ちされた最先端ソリューションに携わりたい方にとってはかなりおすすめの企業です。