<期間:2021年1月〜12月>
●新規面談数:1,546名
●職種:営業職・コンサル 26%、デジタル&WEBマーケ 18%
●年齢:36歳〜45歳 58%、26歳〜35歳 39%
●流入経路:問い合わせ・紹介・過去候補者が他の紹介会社と比較して高い
●決定先企業:代理店・コンサル・SIer
●年収:600万〜799万 31%、800万〜900万 20%、1,000万〜 14%
<2022年方向性>
ウィンスリーでは職種のカテゴリを大きく、2つに分けております。
- デジタルマーケティング分野
- DX(開発含む)分野
2021年決定実績は、デジマ分野が約60%、DX分野が約30%でした。
▼デジマ分野について
代理店様側での採用が活況であり、従来のデジタル広告人材に加え、CRM人材、クリエーティブ人材のニーズも高くなっています。加えて、大手事業会社様もインハウスに向けた動きや社内マーケシステムの整備のために、デジマ人材の外部採用も増やしており、22年も売り手市場の傾向は続きそうです。
しかし、代理店様側も広告からDX支援へのシフトを進めており再来年以降はDXのポジション数が逆転する可能性もありそうです。
候補者の動きもこれに応じて、デジマの広告分野ではなく、CRMやDX系ポジションへの社内異動や転職希望者が増えている傾向が見受けられます。
またシニア人材は、転職ではなく「個人事業主」として独立し、代理店や事業会社からデジマ案件を受けるミニ代理店化したり、採用が難航している企業にタイムチャージで入り込んでいるケースも見受けられます。
▼DX分野について
ご認識の通りニーズが急増しています。新規問い合わせ数も、DX職種は2021年は前年度比較2.8倍に増えました。
いわゆる攻めのDXプロデューサー、ディレクターポジションはポジションとしては見かけるものの、各社のDX方向性やKPIが定まっていないケースも多く採用は本格化していないようです。その手前のデジタライゼーションやデジタイゼーションのポジションはPM、開発人材など豊富に残ってしまっています。
▼候補者のインサイト
レガシー企業に入り社内調整に四苦八苦しながらも大きなインパクトのある仕事をしたいタイプと、スタートアップやWEBサービスなど既にDX素地のある環境で実績を作りつつ、転職によってバリューを上げていくタイプの方が見受けられます。
弊社が大手企業様中心にご支援していることもありますが、スタートアップから大手企業に行きたい候補者が増えている傾向があります。
大手企業様では中途や新卒では中々取りづらい履歴の方もこの分野は多くいらっしゃいますが、スキルという意味では優秀な方も多くこちらの門戸も広がってきそうです。