株式会社サイバーエージェント
【AIローカライズセンター】機械学習エンジニア(CV)
職務内容 | 【事業内容】 ・日本エンタメ作品のローカライズ化におけるデジタルマーケティングの戦略策定および実行支援 ・原作者はもちろん、作品に携わる翻訳者や写植者、編集者など全てのクリエイターの作業をサポートするAI技術の研究・開発 ・当社がこれまで取り組んできた高度な自然言語処理技術を応用した、配信国や地域の文化や特性を考慮した表現方法および多言語対応や文脈理解などへの研究 等 これらのAI技術の研究・開発に一緒に挑戦していただける方を募集しています。 【業務内容】 漫画のローカライズ性能を評価・改善するアルゴリズムの開発に取り組みます。 CVの専門性を活かしていただきながら、セリフ等のテキスト情報と組み合わせた高度な技術課題に挑戦していただきます。 <例> ・ページ内のコマ、テキスト、フキダシ、オノマトペ、物体などの検出 ・オノマトペの文字認識 ・文字の除去と除去領域の生成 ・ページ内のオブジェクトの関係のグラフ化(SGG) 等 【ポジションの魅力】 ◆最先端の技術/研究を活用した開発経験 日本有数のAI研究組織 「AI Lab」に所属する、機械学習 / 強化学習 / 画像処理 / 自然言語処理 / LLM など幅広い研究分野のトップランナーとともにプロジェクトに参画することも多く、最先端の技術を応用して事業成果を生み出す経験が得られます。 ◆マルチモーダルなAIプロダクトの自社開発 当事業は自社プロダクトのため、「ユーザーに届けたい本質的な価値」を軸に最適解をチームで探求しながら大きな裁量をもって開発に挑めます。 創業以来インターネット広告を生業としてきた弊社の大規模なデータや、画像 / テキストなどマルチモーダルなデータを扱いながらプロダクトへ応用する技術を磨けます。 ◆社内屈指の技術組織、AI事業本部 組織全体の7割以上が技術職で構成されているAI事業本部に属しています。 技術者向けのキャリア支援、評価制度、カンファレンス補助などの環境整備に積極投資しております。技術が好きなエンジニアが多く、新しい技術へのチャレンジも活発なため、技術を磨きながら理想のキャリアを描いていきやすい環境です。 |
応募要件 | 【必須スキル】 ・機械学習、自然言語処理(NLP)、機械翻訳についての専門知識と実務経験 ・Pythonを使用したデータの分析変換、モデルの実装の能力と実務経験 ・PyTorchやTensorFlowなどの機械学習フレームワークの実務経験 ・LLMに関する専門知識 【歓迎スキル】 ・NLPに関する国内外での論文投稿、発表、登壇実績 ・CV領域の知識・経験 ・AI関連のNLP以外の分野の専門知識 【マッチする人物像】 ・漫画が好きな方 ・日本の漫画を海外に発信することに関心がある方 ・漫画というマルチモーダルなコンテキストの自然言語処理に興味がある方 |
年収 | 応相談 経験・能力を考慮の上、当社規定により優遇いたします。 |
雇用形態 | 正社員 |
ウィンスリーより | |
企業名 | 株式会社サイバーエージェント |
募集職種 | 【AIローカライズセンター】機械学習エンジニア(CV) |
資本金 | 7,440百万円 |
設立年月日 | 1998年3月18日 |
所在地 | 東京都渋谷区宇田川町40番1号 Abema Towers |
その他備考 | ■チーム体制/文化 ・立ち上げ部署のため、事業統括1名・PM1名・エンジニア1名が所属し、アドバイザーとしてMLエンジニアが2名の少数精鋭体制です。 ・プロダクト内だけでなく、AI事業本部内の横軸としてデータサイエンティスト/機械学習エンジニアメンバーによる勉強会や実データを使った事業部内コンペも開催されています。 ・海外カンファレンスへの参加制度も豊富です。 ■AIローカライズセンター設立背景 世界から注目を集める漫画やアニメをはじめとした日本コンテンツの海外展開においては、翻訳のプロジェクトチームによる徹底的なキャラクターや文脈の理解、原作の一貫性を担保するためのルール制定、写植作業者(レタラー)による文字入れや作画修正、ネイティブによる翻訳チェックといった膨大な翻訳工程が必要であるとともに、原作者の意図や原作の世界観を損なわずに、展開先であるその国の文化や特性も考慮してローカライズしていくことが重要です。 さらに、各国の文章読み順への最適化や縦読みフォーマットへの変更および、最適なオンラインプラットフォームでの販売方法の検討など、販売チャネルの多様化に伴う関係各所との権利調整やプロモーション企画など、海外特有のデジタルマーケティング戦略の策定と実行が必要となってきます。 そこで当社AI事業本部は、これまで培ってきたAI研究・開発力とデジタルマーケティング力の強みを活かすべく、AIを活用し漫画などの海外展開に向けたローカライズを支援する専門組織「AIローカライズセンター」を、2024年6月に設立いたしました。 ■サイバーエージェントが取り組む理由 当社は「広告効果の最大化」を戦略として掲げており、2016年にAI研究開発組織「AI Lab」を設立するなどAI研究と社会実装に必要な開発力を高め、強みとするデジタルマーケティング力を磨いてまいりました。 また、大学との産学連携を積極的に推進し、AIで広告効果を最大化する「極予測シリーズ」を提供するなど、AIを活用することでクリエイターがより広告効果の高いクリエイティブ制作を行えるような業務支援にも向き合ってまいりました。 2023年11月には広告クリエイティブ表現に特化した独自日本語OCR(光学文字認識)モデルを開発するなど、複雑化するクリエイティブ内の文字フォントやレイアウトに対し高精度な文字認識を実現しています。さらに近年は日本語LLMの開発にも取り組み、2023年5月にはCyberAgentLLMを商用利用可能なオープンソースとしてリリース。2024年7月にはバージョン3※も一般公開するなど自然言語処理技術発展への貢献に努めています。 ※ NIKKEI Digital Governanceと米Weights & Biases?による共同調査(2024)によってChatGPTやClaude、Geminiに次ぐ性能と認定され、日本語LLM比較において、?日本国内で最高水準のモデルとして評価されています。 |
求人ID | 33721 |